今日は暇なので研究室で使っている接着剤の紹介をしたいと思います。
私たちの研究室では研究室に入ったら、まず最初に習うのは接着剤というくらいよく使います。
接着剤用冷蔵庫 |
私の個人的な使い方だったりするので、てきとーな気持で読んでいただければと思います。
(1)瞬間接着剤
一番有名なのは、これでしょうか。
アロンアルファ。
日常で使っている方も多いかと思います。
調べてみるとアロンアルファは10~20種類くらいあるようですが、研究室で使っているのは5種類くらい?
ゼリー状とか液状とか、速く固まるとかで使い分けています。
そして、かずやの知っている範囲での最強の瞬間接着剤は、これ。
アルテコ |
昔、嶽山先生が指をくっつけて離れなくなってしまい、大爆笑でした。
(2)2液混合その1
実験室でよく使われるのは、2液混合接着剤といわれるもので、A剤とB剤を混ぜることによりくっつくというのもです。
先ほどの瞬間接着剤は小さい物をちょっと接着したりするときには便利ですが、2液混合の方が強度強くて、真空が止まったりします。
実験では真空状態にするとこが多いので、空気が入ってこれないというのは重要です。
アラルダイト。2つの液を等量混ぜるとくっつきます。
混ぜて数分待ちます。
クイック5とクイック30。
どちらもA剤とB剤を等量(けっこうてきとーに)入れるとくっつきます。
クイック5は5分。クイック30は30分で固まります。
すぐに固めたいときはクイック5で、形を見ながら固めたいときはクイック30を使っています。
今思いましたが、クイック5は「クイックファイブ」と言っていますが、クイック30は「クイックさんじゅう」って呼んでいますね。
(3)2液混合その2
実験は極限環境。尋常ではない温度に下げたり上げたりするので、その温度範囲でも接着剤の機能を果たすかというと、対応できる接着剤は限られてきます。
実験室ではめっちゃ温度を下げたり、衝撃がきたりするような環境でも確実にくっついていて、空気を通さない接着剤を使います。
私たちがよく使っているのは2つ。
スタイキャスト
まず、一つ目はスタイキャスト。
この、A液と
トロトロ具合はハチミツみたいな感じ |
このB液を
慎重に0.1グラム単位で測って、
わーーーーって混ぜると硬さ耐久性ともに最強の接着剤です。
固まるまでには20時間くらいかかります。
スタイキャストと呼ばれる接着剤にもいくつか種類があって、私たちの研究室で1番よく使うのは先ほどの写真の「スタイキャスト1266」というもの。透明スタイキャストとか、単にスタイキャストと呼んでいます。
このA液とB液の配分は100:28で、暗記しておくことは必須です。
実験室には、僕の見たことのあるものでは、黒スタイキャストと青スタイキャストもあります。
スタイキャストのA液たち |
ニトフィックス
そして、もうひとつはニトフィックスという接着剤。
A剤とB剤を等量です。これも20時間くらいで固まります。(60℃にすると2時間。)
慎重に重さ測って |
わーーーーって混ぜると
最強の接着剤です。
緑色になる |
今回は、このレーシングカーみてーな装置の先っぽから空気が漏れてるっぽいので、それをニトフィックスで修理してみたいと思います。
こうやって、、、
指につけて |
わーーーーって塗りたくってやりました。
女の子とぼくをくっつけてください!!
返信削除おれがお前のB液になってやるよ
削除