2011年12月18日日曜日

SPI

だいぶ久しぶりの投稿になりました。アベです。
12月からようやく2013年度の就活が一斉に始まり、最近の私は合同説明会やら企業セミナーやらで若干実験ペースが落ちています。ここらで気合を入れ直さねば。

いやーしかしSPIって結構難しいですね。
センター試験の時もそうでしたが、私は時間制限とか厳しいテストが極端に苦手なようです。
しっかり対策せねば。

そういえば、物性研のホームページに縦ワンターンの低温磁化測定の記事が掲載されましたね。
なんかうれしいですね。じつは私も最近知ったんですが、嶽山先生がJPSJに掲載された縦ワンターンの論文がエディターズチョイスに選ばれているんですね。これはうれしいですね。

ちなみに最近はポンピングして2.2K程度まで磁化測定できるようになってきました。
まだまだ、問題はたくさんありますが、さらに汎用性を高めるために頑張っていきたいと思います。

とりあえずは明後日にSrCu(BO3)2の磁化測定に向けて準備です。

クライオよ、頼むから真空保ってくれ。

2011年12月14日水曜日

本領発揮

そろそろ年末ですね、野村です。

今週は実験していましたが、いろんなトラブルにより一発も打てませんでした。
確かに先週は調子よすぎると思ったんですよ。初めてのセッティングなのに特にトラブルもなくあんなにスムーズに行くなんて。でも今回、問題点をいくつか見いだせたので次回以降再チャレンジします。

写真だけはいっちょまえ


今日は音楽の夕べなんかもあり、こっそりチラ見してきました。
来年は強磁場でテルミンやりますか。

2011年12月8日木曜日

ブレイクスルー

ついに研究が軌道に乗り始めました。これも皆様のおかげです野村です。

今週から来週にかけて嶽山研→光物性研究会、松田研→SPring8、松田研M1→留守番ということでなんだか寂しい雰囲気です。明日は実験も休憩です。


さて昨日の実験ですが、ついにブレイクスルーと思われる結果を得ることができました。検討する必要がありますがおそらく構造相転移だと思われます。興奮して鼻血出ました。

ブレイクスルーに一役買った、極太光ファイバー(20諭吉)と高性能フラッシュランプ
セルの改良と合わせて1000倍近く光量を稼げたようです

金道研の磁場更新もブレイクスルーが起きた様子。宮田さんのスピネルフィーバーも合わせて、なんだか盛り上がってきた気がします。
こういう時こそ淡々とやるのが大事。気のせいにならないように頑張りたいです。

2011年12月2日金曜日

すべての戦いを勇者のためにせよ!

今週は長かった!野村です。

月曜に輪講発表がありましたが・・・、コレは!やらかしましたね!!
たぶん全然研究の面白さとか伝わらなかったんじゃないかと。

物理の話とか急に始まっても意味不明ですよね。
いや、その気持ち僕もすごくよくわかりますよ。
もう少し配慮すれば良かったのですが。目算が甘いですね。


発表がややこしくなってしまうのは、現状での話の展開がややこしいせいなのです。
そして、それはイントロに対応する実験結果が無いからなのです。
「相転移探してます!」
「でも今のところ見つかってません。」
「仕方ないので現状の結果から物理の考察始めちゃいます」

これじゃあイントロの面白さも半減ってもんです。
せめてα→β相転移が観測できれば、もっと話の展開がわかりやすくなると思うのですが・・。
サブのデータがそれぞれ主張するからわけわからんことになる。時間も限られていますしね。


どちらにせよ、最終目標に近い実験結果を出すことが当面の目標です。
100 T以下に相転移があればラクなのですが。人生そんなに甘くないかー。

まあ、いろいろ考えるのは「探索」してみてからですね。僕の秘めたる探検精神がうずきますよ。