2012年2月22日水曜日

調査活動

ゼミが終わって胃が痛いのも治ってきました、野村です。

いろいろ質問などもしていただいて、雰囲気的には悪くなかったと思うのですが・・・。
やっぱりな・・・、というところを突っ込まれ僕の実験計画も転機を迎えそうです。


なんと非破壊のロングパルスマグネットによる磁場発生に移行しそうなのです。
磁場発生とか破壊してナンボ!とか思ってたのですが確かに非破壊マグネットの威力は凄い。
金属材料つかえるし、温度コントロールも簡単だし、再現性すごいし、磁束密度とか超均一だし、時間は1000倍以上だし、一回セッティングが決まればデータ取りまくれるし。
ただ、セッティングを決めるまではハードルが多そうですが。
光学測定は光軸を折り返さないといけないのが厳しいですね。

今思えばワンターン修理期間にロングパルスに手を出しておけばよかった。でも液体酸素では既に50Tまで測定されてたし・・。まあ言い訳せずに、これからやります。


話は変わりますが、春にサークルの合宿に行ってまいります。
今回は伊良部島という宮古島のお隣さんです。
周囲には日本を代表する地形スポットが密集しており、地形派ダイバーの楽園と呼ばれております。
(ダイバーは大きく、魚派、地形派、サンゴ派、カメラ派、狩猟派・・・etcのように分類されるらしい)
アントニオガウディ、とか、魔王の宮殿、とか、通り池、とか、なんだかワクワクしてきますね。

今回この島でサンゴの調査活動を行うことになりました。タイトルは
「陸の起伏が水系を通じてサンゴ分布に影響を与えるか?」

概略を聞いたのですが、地学系の学生スゲーってなりました。なんで地形図見ただけであんなに考察できるのか。僕は1年の時に行ったのですが、そんなこと全然知らない。行く前からこんなにわかってたら、現地で取るべきデータもわかるし、何が新しくて何が面白いのかの判断も容易です。見習うべき点が多々ありますね。

実りのある調査になるよう、僕も予習していきますよ。

2012年2月15日水曜日

またしても立ちはだかるか

今度はロシア語の壁に阻まれています。野村です。

先週の鬼のような実験を終え、現在は解析に取り掛かっております。
本当はあんなデータやこんなデータが取りたかったのですが、クライオの機嫌が悪く方針転換せざるを得ませんでした。自然は制すな、知れ。とはよく言ったものです。

結局、測定したのは固体酸素α相の透過光強度の磁場依存性。
先行研究は1960-70年代。ロシアら辺で盛んに研究されていたようです。
おかげで2chでよく見かける意味不明な記号に悩まされています。
まあ結局はわからないんですけどね。фпшд←こんなの

ここらで一通りまとめきって、次回の実験では不足データ取りができるようにしたいです。
はやく論文書いてみたいなー。新しい知見あるかなー。そんな感じです。まずはフィッティング!

2012年2月6日月曜日

我是日本人

最近、給湯器が凍り付いてお湯が出ません。野村です。

今日は何さんご一行と東京観光に行ってきました。
御徒町集合 → 温泉(板橋) → 秋葉原(中村大さんとMoazさんも一緒) → 上野 の流れ
しかし前回(昨年8月)と同様、うまくコミュニケーションをとることができず、僕は悔しい気持ちでいっぱいです。やはり台湾美人をゲットするためには中国語の習得は必須のようです。漢字見たら意味くらいはわかるので有利なはずなんですが・・。

今週は実験なので、一発入魂していきたいです。

2012年2月4日土曜日

カーボン系実験

お久しぶりです。齋藤です。

先々週から三週間にわたって、
横シングルターンを使って、磁気光学実験を行いました。

試料はグラフェン(齋藤の試料)とカーボンナノチューブ(佐々木君の試料)、
光源は、CO、CO2レーザーというカーボンずくめの実験となりました。

グラフェンの方は予想に近い信号が得られ、とりあえず満足。
学会の予稿もぎりぎりで何とかなりました。
今後は、冷却・加熱下での実験と、
電磁濃縮での実験に向けて準備を進めていきます。

一方ナノチューブの方は、明確な信号は得られませんでしたが、
佐々木君にとって初のシングルターンでの実験ということで、満足していたようです。
他の実験もこなしながらの作業で大変だと思いますが、
いろいろな条件の試料を作って測ってみるとおもしろいかもしれません。

来週からはマシンタイムが野村君にうつるので、
実験準備、結果のまとめ、サボりがちだったサッカーに励みます。