2015年5月29日金曜日

対称性の高いピザ

ミスター タクシータクシータクシー
チョッチョ チュクシーチュクシーチュクシー
ひっかり かがっやくー
かずやです.

先週くらいから,「ニチコン」という会社の人たちが実験装置のメンテナンスに来ています.
数週間にわたる作業のようで,けっこう大掛かりです.

私ごときが恐縮ですが,少し研究の話を...初めてかも(笑)

我らが松田研究室は「磁場」の研究を行っています.磁石の力の働いている場所を「磁場」といいます.

もっとちゃんと言うと,磁場の研究というよりは「磁場下での研究」と言った方が正しくて,
めっちゃ強い磁場があるところに物質を置いたときに,物質がどーなっかなーー,なんか変わったかなーー,ってのを調べています.

地元の友達とか親には磁石の研究してると言っています.


まぁ.磁場をかけたときに,物質がどうなるか調べるのは
物理学にとっては重要なテーマのひとつです.


めっちゃ強い磁場の出し方は,我々は2通りほど使っていますが,
よく使うのは「ひと巻きコイル法」.

これが一巻きコイルだ

中学生でならった電磁石の原理です.電流を流して磁場を出す.

こーゆー1回だけ巻いたコイルに一瞬だけめっちゃ強い電流を流して,一瞬だけめっちゃ強い磁場を発生させます.

でも,電流と磁場が強すぎて,実験するごとに爆発します.
だから破壊型.

一日かけて準備して,夕方に爆破.
取れるデータは0.00001秒くらい.

爆破の瞬間はアドレナリンが出ます.


この装置は世界に4台しかありませんが,東大物性研に2台あります.
今,そのうち1台をメンテナンス中.

作業お疲れ様です!!!

ニチコンさん,

お世話になります!!!

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